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不思議な一週間7

[228]  zero  2008-08-27投稿
4日目・・・

つまらない。

やってみたいことはもう無い。

俺は、図書館に行く事にした。

クーラーがガンガンにかかった部屋で、本を読んだ。

俺は何も考えず、ただひたすら目の前に広がるストーリーに入りきっていた。

その本にはこう書いてある。

『ある日、ある所に一人の青年がいた。

その青年は、この世を操作できるほどの恐ろしい力を持っていた。

人々は恐れと敬意を持って彼をこう呼んだ。

[神の右腕]

だが、彼は自分の力や欲望、娯楽、破壊の限りを尽くして理性や自我を崩壊させ、自滅したらしい。

この事を知った人々は、陽と陰に別れた。

陽とは、平和を第一とする者。
陽の人々は、喜び合った。

陰とは、統一を目指すもの。

陰の人々は、統一の象徴が死んでしまったと、悔しがった。

だが、統一と言っても、戦争などを行って、勝ち得た勲章のようなもののことを言う。

その二つの塊は互いににらみ合い、やがて各地に散らばり、この世界になったのだ。

今の外国はほとんどが陰の人たちである。

中でも停戦協定を結び、陽の仲間になるものもいる。

今でも陰と陽のリーダーの子孫は残っていると言われている。』

俺は自分のことを、この青年と当てはめられる場所があると考えた。

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