Dragon's eye [3-22]
鳳凰刀に凄まじい雷が溜まり、アスカが蒼炎竜に振り下ろそうとした。その時だった。蒼炎竜の火球とは比べ物にならない、蒼炎竜よりも遥かに巨大な火球がアスカに落ちた。
その時の爆風で、レンは８ｍほど吹っ飛んだ。レンが起き上がり、アスカの方を見る。そこにはアスカの姿は無く、ただ巨大なクレーターがあるだけだった。
｢アスカさん!!｣
返事は無い。レンは膝立ち状態になり泣き出した。その時、頭上から声がした。
｢困るんだよな…勝手なことされちゃ。あれ、そう…お前。お前には死んでもらわなくちゃ｣
蒼炎竜の頭上に、黒竜に乗った男がいた。その黒竜は、レンの見たことのある黒竜とは、まず覇気が違った。体からは黒いオーラが漏れている。鮮血を帯びたかのような紅い瞳は、見た者を震え上がらせ、恐怖という呪縛に落としいれる。
｢何？何で動かないの？あれ？…ひょとっしてさっきの人間、大切な奴だった？あはっ…ごめん……殺しちゃったぁ｣
男はレンに近づくと、笑いながらそう言った。
｢…お前…何者なんだ！人を一人殺しておいて…何だその態度は！｣
｢俺に口出しすんなよ……どうせお前も死ぬんだ…『鍵』はみんな殺さないと…そうすれば…ふふふふふ♪｣
その時の爆風で、レンは８ｍほど吹っ飛んだ。レンが起き上がり、アスカの方を見る。そこにはアスカの姿は無く、ただ巨大なクレーターがあるだけだった。
｢アスカさん!!｣
返事は無い。レンは膝立ち状態になり泣き出した。その時、頭上から声がした。
｢困るんだよな…勝手なことされちゃ。あれ、そう…お前。お前には死んでもらわなくちゃ｣
蒼炎竜の頭上に、黒竜に乗った男がいた。その黒竜は、レンの見たことのある黒竜とは、まず覇気が違った。体からは黒いオーラが漏れている。鮮血を帯びたかのような紅い瞳は、見た者を震え上がらせ、恐怖という呪縛に落としいれる。
｢何？何で動かないの？あれ？…ひょとっしてさっきの人間、大切な奴だった？あはっ…ごめん……殺しちゃったぁ｣
男はレンに近づくと、笑いながらそう言った。
｢…お前…何者なんだ！人を一人殺しておいて…何だその態度は！｣
｢俺に口出しすんなよ……どうせお前も死ぬんだ…『鍵』はみんな殺さないと…そうすれば…ふふふふふ♪｣
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