携帯小説!(PC版)

chicken22

[434]  アスク  2008-08-30投稿


桜田は翌日の昼休み、
幹部がいる屋上に続く
階段の下にいた。



桜田「ん〜、この事態をどう説明すれば失礼にならないんだ…?…ん〜、とりあえず………………………………………………寝よう。」


山田「いやいやいやいや…、何でそんな発想に繋がるの…。っていうか早く行こうよ。」


桜田「冗談じゃねーかまったく…、……よし、行くぞっ。」

ガチャ…、


桜田「……あ、ども…、転校してきた桜田って言います…。」


山田「あ、ども……連れの山田って言います…。」


シーン…


桜田「…れ…?誰もいない?」


山田「…ねぇ、今日って水曜日だよね…?」

桜田「…いや…、木曜日だけど…。」


山田「…やっぱり…。」


桜田「…へっ?何だよやっぱりって…。」

山田「白城高校はね…、一週間に一度生徒全員が集まる時間があるんだ。」

桜田「んー、ロングホームルーム?」

山田「ちゃうて…、その時間っていうのは、ある男の登校する時間のことなんだ。」


山田「その男の名は…、風間ユウ…。」

桜田「…ユウっ!?可愛い名前だなぁ〜っ!っで、そいつが何なんだよっ?」


山田「風間って人は…、白城高校以外に属する不良グループ全体から狙われてるんだ…。それも毎日のように…。」


桜田「…っ!まじかよ…。」

山田「まぁ、無理もないな…。あの人は白城高校の頂点に君臨するほどの実力だし…。」

桜田「…すげぇ…。」


山田「で、その人が登校する日が今日ってわけ。多分みんな裏門にいると思うよ。」


桜田「………………………よしっ!!!!!!!!!!俺っ、そいつブッ倒そうっ!!!!!!!!!!!!」


山田「うん、………ってバカかぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



化け物の巣窟、
白城高校の番長、
風間ユウを
ブッ倒そう………。

山田君はこの時、
生まれて初めて
生まれたことを
後悔した…。


続く。

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