君の姿をさがして
明日、風になっても
星になっても
いいように
‐茜雲‐
「いつか…またあえるよね…その時まで…待ってるからね…」
と、今僕は言われている
『うん』
と適当な返事をかまし、校舎裏から逃げ出した
明日、この御殿場の地をさるので、中学2年生の僕と僕の彼女は別れるのが普通である。
なんとなくそうするしかないような気がした
3月24日
太陽がさんさんと大地を照らし、篭れ日が新芽にひかりを与え、クラスのみんなが泣きながら僕を見送る…なんてことはない
普通に雨の日
見送りに来た人と軽く挨拶を交し、車に乗り込んだ
そして車に揺られ、
【東名:大和】を過ぎたくらい僕は、これから迎える新しい日々の楽しさや、わかれを惜しむ心は、あいにく持ち合わせていなかったので適当に空を眺めていた
ボー…
と空を眺めているうちに
悲しくなった
自分は何のために産まれてきたのかわからなかった
御殿場の友達もいつかは僕を忘れるし
昔の彼女だって半分もすれば新しい彼氏が出来る
なんて小さいんだろう
と思いながら【東名:厚木】らへんで疲れたので寝た
星になっても
いいように
‐茜雲‐
「いつか…またあえるよね…その時まで…待ってるからね…」
と、今僕は言われている
『うん』
と適当な返事をかまし、校舎裏から逃げ出した
明日、この御殿場の地をさるので、中学2年生の僕と僕の彼女は別れるのが普通である。
なんとなくそうするしかないような気がした
3月24日
太陽がさんさんと大地を照らし、篭れ日が新芽にひかりを与え、クラスのみんなが泣きながら僕を見送る…なんてことはない
普通に雨の日
見送りに来た人と軽く挨拶を交し、車に乗り込んだ
そして車に揺られ、
【東名:大和】を過ぎたくらい僕は、これから迎える新しい日々の楽しさや、わかれを惜しむ心は、あいにく持ち合わせていなかったので適当に空を眺めていた
ボー…
と空を眺めているうちに
悲しくなった
自分は何のために産まれてきたのかわからなかった
御殿場の友達もいつかは僕を忘れるし
昔の彼女だって半分もすれば新しい彼氏が出来る
なんて小さいんだろう
と思いながら【東名:厚木】らへんで疲れたので寝た
感想
感想はありません。