ただ悲しくて
ただ隣にいただけ
ただ一緒に笑っただけ
ただ毎朝、起きると
そこにいただけ
私の暮らしの隣には
いつもあなたがいました
ただそれだけだった
けどどうして
こんなに
苦しいのか
一人の夜が悲しいのか
お前がいないだけで
一秒一秒何すりゃいいのかさえわからない
ただ、ただ
涙が溢れた
『何でもないような事が幸せだったと思う』
懐かしい唄を思い出す
本当にそうだと思った
虫の声が聞こえる
夏の夜空だけ
あの日々と同じだった
あたしがお前を
愛してるって事と―。
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