芸・迎・GAY
とてもとても小さな産声だったに違いない・・。
1977年▲月●日
志田来 昭次 誕生
少し心臓が弱く、病弱な僕は、両親、じいちゃん、ばあちゃん、親戚、2つ上の姉に見守られ、その辺の、それなりのクソ坊主と同じようにすくすく成長していった。
ただ、同じクソ坊主たちと1つだけ違うところは、実は魔法が使えること・・・・。そんないかにもドラマな訳はなく、単純に恋愛対象が同性だった。それだけのこと。
深夜テレビ、あの耳馴染みな曲『シャバダバ、シャバダバ〜』過激なエロを前面に出し、世の情けない男達を虜にした番組『11PM』のオープニング曲が流れる頃、僕は小学5年生になっていた。鼻息を荒くし、声を殺して、寝静まった家族を確認して、毎晩一時の快楽を楽しみにしていた。ある日いつものように見ていると、テレビの中では、鍛えあげられた肉体の男が、女とソープごっこをしていた。分厚い胸板、丸太のような腕、枕ぐらいの太股、いつしか僕の目は、そのパーツを見つめていた・・。
つづく
1977年▲月●日
志田来 昭次 誕生
少し心臓が弱く、病弱な僕は、両親、じいちゃん、ばあちゃん、親戚、2つ上の姉に見守られ、その辺の、それなりのクソ坊主と同じようにすくすく成長していった。
ただ、同じクソ坊主たちと1つだけ違うところは、実は魔法が使えること・・・・。そんないかにもドラマな訳はなく、単純に恋愛対象が同性だった。それだけのこと。
深夜テレビ、あの耳馴染みな曲『シャバダバ、シャバダバ〜』過激なエロを前面に出し、世の情けない男達を虜にした番組『11PM』のオープニング曲が流れる頃、僕は小学5年生になっていた。鼻息を荒くし、声を殺して、寝静まった家族を確認して、毎晩一時の快楽を楽しみにしていた。ある日いつものように見ていると、テレビの中では、鍛えあげられた肉体の男が、女とソープごっこをしていた。分厚い胸板、丸太のような腕、枕ぐらいの太股、いつしか僕の目は、そのパーツを見つめていた・・。
つづく
感想
- 11487: 次回も期待です [2011-01-16]