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ソードメーカー12―?

[492]  いっと  2008-09-07投稿
「それは分からないけど…でも、姉さん達や叔父さん達が無事で本当に良かったよ。気付いた時に見つからなかったから、どうなったのかと心配してたんだ」
ロイは心底ほっとした表情で、ミリスとエミリア、セイルとサリアを見た。
「待ちなさい、ロイ。お前が気付いた時には、側にいたはずのミリスちゃん達がいなかったのか?」
「うん、まあ…。でも、単に見つけられなかっただけかもしれないし…」
ライルはそれを聞いて、怪訝そうな顔をした。
「話を聞く限り、少なくともお前とセイルとの間はそう離れていなかったはずだ。いくら爆風で飛ばされたかもしれないとはいえ、見つけられなかったというのはおかしい…」
「でも父さん、あの雨が降ってて視界も悪い状況だと、声を上げてもらわない限り見つけるのは困難だったと思うよ。ルイスとリリーは声を上げてくれたから気付く事が出来たけど…」
「ふむ…」
ライルはしばらく腕を組んで、何事かを考えていた。「まあ、何にせよ、君たち三人が生きていてくれて良かった。だが…」
セイルは立ち上がって、ルイスとリリーに向かって深々と頭を下げた。
「君たちや、そのご家族を守ってあげられなかった。本当に、申し訳ない!」

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