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勘違いSTORY〜ホラー編〜

[236]  ウガヲ  2008-09-07投稿
『仮に私はA子。』
「仮に僕はB男。」

二人は同じマンションの、同じ階に住んでいる。
ここまではよくある物語。
ただひとつ違うのは……。



〜ガサツ女と臆病男〜



私は最近髪の毛に悩まされている。

僕は最近髪の毛に悩まされている。



私は最近抜け毛が凄い。
多分季節の変わり目だからだろう。

僕には呪いがかけられている。
毎朝恐ろしい目にあっているからだ。



それにしてもよく抜ける。
手ぐしをすると少しビックリするくらい。

それにしても大量だ。
“ごっそり”という言葉がピッタリだ。



今日も会社へ行くため適当に髪を結び玄関を出た。
手ぐしをしたら、やっぱりごっそり。
面倒になり、マンションの廊下に放り捨てた。
ここ数日、そんな朝。

今日もあるのかと少しビクビクしていた。
玄関のドアを開けたら、やっぱりごっそり。
あまりの恐怖に、思わず走り出した。
ここ数日、そんな朝。




【今回の教訓】
自分にとっては日常の1コマでも、誰かにとっては非常に迷惑な日々になっていることもある。

そんな勘違いSTORY。

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