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人は醜い(2)

[268]  ?  2008-09-07投稿
例の少年がかつあげしていた時、中年の男が立っていた。デブだが、優しい目をしている。
「ぼく、養子にならないかい。」
奴は断った。
「頼むからなって。どうしてもぼくが必要なんだ。」
奴はバタフライナイフで斬りかかった。
「どうしても駄目なのか、ならば力づくでさらうよ。」
格闘が始まった。場所は駅前。周囲の奴らは無視か写メを行うか煽っていた。すぐ近くに交番があるが、勿論近寄れない。
5分後、決着がついた。例の少年の勝ちだ。
「大したことねぇな、オッサン。」
その時である。スナイパーライフルで撃たれた。
「意識が遠のく。」
奴は倒れた。警官は奴が死んだと思い、歓喜した。スナイパーライフルを所持した奴は警官にこう行った。
「私は平社員の補丸と申します。遺体を私達の手での処理を希望します。」
「有り難い話ですが、住人が見たからちょっと。」
「ご安心を、弊社の資本で情報規制します。」
「失礼ですが、社名と在所を。」
「くりきんとん株式会社です。東京湾の下に建設しました。」
警官は思案した。
(こいつは身障だ。)
「やはり、私達の手で。」
「その侮蔑と非難の目は懐疑的ですね。ならば、これで信用を置いて下さい。」
警官は驚愕した。中には5000万円入っている。
警官は承諾した。
奴は中年と例の少年を担ぎ、予め用意した仲間2人と車で運んだ。
「社長、起きて下さい。」
「うぬうん、首尾よく遂行しましたね。よくやってくれました。」
「いえ、これも社長の仮死のお陰です。」
社長と呼ばれている奴、名を帝節て云う。温厚かつ緻密な戦略家である。然し、本当の性格は、いや、今は止めとこう。因みに好きなものは多重人格者だ。そう、多重人格者だ。 会社前にて
「例の少年を運んで下さい。」
そして、車内にいるのは補丸と帝節。 「そういえば、警官の件ですが。」 「心配は要りません。あんな所に会社が建つわけないじゃないですか。それに、彼らはお金の味を占めた。」
「持ち逃げする可能性が。」
「大丈夫です。あれは呪術師によって、お金を見ると麻薬と同じ感覚を手に入れます。そんな人が正常な感覚を保てません。」
「あのニートの力を信ずるんですか。」
「今に分かります。」
補丸は理解できない。
「あ、性欲が溢れる。」
「味わえ、お前にかけたのは自首を強制させる。」
社長は一瞬変貌した。

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