ぷりんとプリン
昔、僕の家の横に中さんという女性が住んでいました。中さんが50歳くらいで僕が8歳の時の話です。彼女はぷりんという猫を飼っていました。ひとりぼっちの彼女にとってぷりんだけが家族でした。回覧板をまわすとき僕は、いつも石川さんに「おあがり」といわれプリンをごちそうされ、プリンと遊んで帰っていました。そんなある日プリンは死んでしまいました。中さんはとても落ち込み、引越してしまいました。引越したとき僕が大好きなプリンを一箱くれました。
この前引き出を開けるとそのプリンの箱がでてきました。僕はこの話を思い出したのです。
この前引き出を開けるとそのプリンの箱がでてきました。僕はこの話を思い出したのです。
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