月の葉書2部8−5
震える手を抑えながら雷斗はギラムに聞くと黒幕のギラムは腹を抱えて笑いだした
風紀)何がおかしい!
雷斗の勇気を踏みにじる笑い方に風紀が怒ると
ギラム)何がって一族皆殺しした主犯が“何故殺した”って聞いたんだ
ギラムの言葉を聞いた雷斗は後ろめたい気持ちになるが
風紀)うるせぇ!お前が仕組んだ事だろ。雷矢さんに操られていた雷斗に罪は無い!!
ハッキリと断言した風紀に雷斗は少し救われた。ギラムはつまらなそうな顔をしたが
ギラム)雷家は手を組んだが、風家は断った。なので力が均等な雷家にとって風家は邪魔な存在となりかねん。だから先手を打ったまでさ。それに対極の風家の宝玉を手に入れれば雷家の力が増幅出来ると思ったからな
答えてはくれた。しかし、ギラムはすぐに笑みを浮かべ
ギラム)しかし、雷矢が死んだ今、残りの雷家の人間は操れなくなったが、私がコピーした中にも類似した“操”があってよかったよ。力は雷矢に劣るが精神的にダメージを受けてる雷家なら簡単に操れた。今も無意味な戦いを続けるだろう
ブチ
4人の中で何かが切れた
ギラムがカラカラと笑って4人を見下ろすと風紀と雷斗が片手をギラムに向けていた
ギラム)?
一瞬疑問に思った瞬間だった
『ウイン・ガルガ!』
『ライン・ガルガ!』
2人が同時に攻撃を放った
ギラム)グベハバ
いとも簡単に攻撃を食らってしまった
「今のは一族を侮辱した分だ!」
風紀と雷斗の声が空間に轟く
しかし、月の結晶の上にいるギラムはすぐに復活した
ギラム)お話は終わりだ。お前らに拝ませてやろう。高貴なるフライシンワークを
ギラムが不気味な笑いをしながら言うと
香雲)まるで、あんたがフライシンワークを見た事あるような口振りね
世界の歴史を知りすぎているギラムを不審に思った香雲が聞くと
ギラム)私は直にフライシンワークを見た事あるかな当たり前だ
「何だって!?」
4人が動揺した瞬間
『ヒルスマク』
ギラムが月の結晶に手を当てた瞬間衝撃波が月の結晶を走り壊れた
ギラム)嘘も方便と言うだろ?
指を振って嫌らしく言った
「しまった!」
風紀)何がおかしい!
雷斗の勇気を踏みにじる笑い方に風紀が怒ると
ギラム)何がって一族皆殺しした主犯が“何故殺した”って聞いたんだ
ギラムの言葉を聞いた雷斗は後ろめたい気持ちになるが
風紀)うるせぇ!お前が仕組んだ事だろ。雷矢さんに操られていた雷斗に罪は無い!!
ハッキリと断言した風紀に雷斗は少し救われた。ギラムはつまらなそうな顔をしたが
ギラム)雷家は手を組んだが、風家は断った。なので力が均等な雷家にとって風家は邪魔な存在となりかねん。だから先手を打ったまでさ。それに対極の風家の宝玉を手に入れれば雷家の力が増幅出来ると思ったからな
答えてはくれた。しかし、ギラムはすぐに笑みを浮かべ
ギラム)しかし、雷矢が死んだ今、残りの雷家の人間は操れなくなったが、私がコピーした中にも類似した“操”があってよかったよ。力は雷矢に劣るが精神的にダメージを受けてる雷家なら簡単に操れた。今も無意味な戦いを続けるだろう
ブチ
4人の中で何かが切れた
ギラムがカラカラと笑って4人を見下ろすと風紀と雷斗が片手をギラムに向けていた
ギラム)?
一瞬疑問に思った瞬間だった
『ウイン・ガルガ!』
『ライン・ガルガ!』
2人が同時に攻撃を放った
ギラム)グベハバ
いとも簡単に攻撃を食らってしまった
「今のは一族を侮辱した分だ!」
風紀と雷斗の声が空間に轟く
しかし、月の結晶の上にいるギラムはすぐに復活した
ギラム)お話は終わりだ。お前らに拝ませてやろう。高貴なるフライシンワークを
ギラムが不気味な笑いをしながら言うと
香雲)まるで、あんたがフライシンワークを見た事あるような口振りね
世界の歴史を知りすぎているギラムを不審に思った香雲が聞くと
ギラム)私は直にフライシンワークを見た事あるかな当たり前だ
「何だって!?」
4人が動揺した瞬間
『ヒルスマク』
ギラムが月の結晶に手を当てた瞬間衝撃波が月の結晶を走り壊れた
ギラム)嘘も方便と言うだろ?
指を振って嫌らしく言った
「しまった!」
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