『お互い好きなら結婚しててももう関係ない』
思わず強い口調で言ってしまった
君があまりにも言う事を聞かないから
二人で会おうと言えばいつもそれは駄目だと拒み
ずっと一緒にいてと言えばそれは出来ないと言う
分かっている
僕の置かれた状況が君を悩ませている事も
僕の事を一番に考えてそう言ってくれているという事も
進みたいのに一歩引いて考えてくれていると言う事も
でももういい
何も考えないでと言えば無理だろうけどたまには自分の思った通りに生きたらいい
『無責任』『無神経』
そんな風に感じても僕は君の本音と付き合って行きたい
もしも『奥さんと別れて』と言うならその時に考えよう
その時は答えを出すから
君を選べなくて傷付けたとしたなら君にどう償えばいいのか分からないけど先の事なんか今は分からない

僕は本当に無神経だ
君の断りに未来が見えなくなりただ強く自分の気持ちだけをぶつけてしまう
今が楽しければいいとさえ思えて来る
君より年上の僕は君よりも随分年下の考えしか出来ない
それくらい君が好きなんだと言っても説得力に欠ける
でも今は君との恋だけしか見えない

ズルイかな
強く言い放った時
君がしゅんとなってしまったのを感じた
本当にごめん
何かと言えば『だって好きだから』って全く大人げない

君の事を考えると自分が欲張りになる
先を考えず相手の気持ちを考えず必死になる

まるで初恋でもしているようだ

感想はありません。

• 君がいる〜時間〜
• 君がいる〜色彩〜
• 君がいる〜溶解〜
• 君がいる〜約束〜
• 君がいる〜無償〜
• 君がいる〜矛盾〜
• 君がいる〜理由〜

もっと見る

• 片想いでも、恋は恋☆5
• 自分のための物語
• 恋人は背後霊３２
• 慣れ愛
• 2019年10月20日
• 恋人は背後霊３１
• セピア色(カラー)5

もっと見る