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ガラスの靴

[392]  Mee.  2008-09-11投稿
…キレイな音…誰が演奏してるんだろう。私は音楽室のドアを開けた。綺麗な眼をした男の子が楽器を弾いていた。「バッハだよ。」男の子は言った。「え?」「この曲。バッハのメヌエットだよ。」「そうなんですか。その楽器は?」「チェロ。」「大きいですね…」私はその人が誰か気になった。「ねぇ。」男の子は私に顔を近付けて言った。「また聴きに来てね。」「はい。」私は一瞬で恋におちた。私はそれから毎日、放課後は音楽室に通った。でも告白する事なく先輩は卒業して行った…。
それから5年後…
私は木下夏緒。22歳になった。「先輩〜クラシックコンサート行きません?」「またぁ?鈴木さん、ちゃんと仕事しなさいよ。」「だってぇコピー出来ないしぃ。」この子は鈴木優子。21歳。会社の部長達から優子りんの愛称で呼ばれている。「何でクラシックなの?」「私のダーリンがぁ、チェロ弾くんですぅ。超観てみたくありません?」アンタの彼氏なんか興味ねぇよ!って言いたいけど部長の目が恐い…。「分かったわ。」「わぁい♪じゃあ明日の10時に駅前で待ってますね♪」「はいはい。」私は思いもしなかった。このコンサートに行って人生が変わるなんて…。

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