携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 貴方への想い〜彼女〜

貴方への想い〜彼女〜

[152]  ふく  2008-09-11投稿
正式に交際を申し込まれた時一瞬の迷いはあった
断ればどうだろう
貴方はそれでも諦めないと追ってくれるだろうか
それとも分かったとあっさり引き下がってしまうのだろうか
追われれば逃げたくなったり逃げられれば追いたくなったり
それは何の障害もない独り身の男女がする事なのかもしれない
そう思えばこの迷いなんて無意味なのだろうか
どうせ断るつもりなんてない
どうせ嬉しいって思っているくせに
大好きなくせに
自分の本音を隠す事なんてどうせ無理
自分を苦しめるだけ
どうせ苦しむなら貴方との関係を始めてから苦しみたい
駆け引きをしてもどうせ未来は結ばれないのだから
言い訳を頭で呟きながら答えを出した

私なんかで良ければどうぞ宜しく


これから先には不安しかない
だからきっと些細な事が幸せになる

貴方が私を『彼女』と呼んだ
それだけで少しの安心が生まれた
不思議な感覚
そうやって貴方が私の不安を一つ一つ消してくれる気がしたから
貴方に私の日常を委ねてみようかと思えた

感想

感想はありません。

「 ふく 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス