携帯小説!(PC版)

雪窓

[165]  アリス  2008-09-17投稿

俺は、佐藤雄。
俺が高一の冬休みに入る前日。

その日は借りてた資料を返しに、図書室に行った。

「失礼します…」

誰も居ない図書室に、俺はあいさつをし、ドアを閉めた。

資料があった場所へ戻す。

沢山の本と本との間につめて入れる。

ガラガラ…

ドアが開く音がした。

振り向くと、女子が本を片手入って来た。

とてもその子は、可愛いかった。

彼女は窓を見て言った。

「雪だ…。」

俺も思わず、窓を見る。

雪が降っていた。

彼女は続けて言った。

「ねぇ、雪が溶けたら何になると思う?」

俺は即答で答えた。

「水!!」

彼女はまた言った。

「違うよ。雪が溶けたら…春になるの。暖かい、春になるの。」

俺と彼女は、その後も何分か窓の外を見ていた。

次の日、俺は補修で学校に行くことになった。

友達から聞いた話によると、彼女は千倉唯。

俺のお隣のクラスの女子。

地味だが、結構モテるらしい。

俺はそれから毎日図書室に行くようになった。

(続く…)

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