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君への想い〜災禍〜

[128]  ふく  2008-09-18投稿
どうしても君に会いたくなってどうにか時間を作ろうとした
『今週末会おう』と言い出したのは僕
忙しくてもどうにかなる
君に会えない方が辛いからそう約束した
短い時間でもいい
仕事が終わったらすぐに会いに行こう
突然の誘いにも君が嬉しそうに返事をしてくれたから僕も嬉しくなる

週末が近づくにつれ不安になる
仕方がない事もある
『やっぱり今回は止めておこう』と断ったのも僕
多忙過ぎる毎日
とてもじゃないけど君に会う時間は無くなる
『そうですか』と一言
どんな思いで返事したのか良く感じ取れない
ひと時の期待
限りない喜び
一筋の小さな光
君に幸せを与えながらも一瞬にしてそれを奪ってしまう

悪いとは思っている
僕だって残念で仕方がない
会おうと口にしたのは僕からなのに無いものにした
明るく君は『またいつでも会えますから』と言い放った

僕は君に嫌な思いばかりさせているのではないだろうか
『少しの間我慢して』とか
『待っていて』とか
僕の何気ない一言が君を追い詰めているのかもしれない

君は僕を好きになり
今少しでも幸せを感じているのだろうか

今更ながらそんな事を思い自分の不甲斐なさに腹が立つ

喜んだり悲しんだり
それでも無理をして僕を待っている
きっと疲れるだろう

僕は君の重荷になっているような気がした

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