スタアの恋 TRINITY〜ARATA〜 12話No.2
いずみ『アラタは、私を守る為にシンさんともめたかも知れないけど、私たちが今あるのは回りの人が守ってくれてるからでしょ?
だから私を大事にしてくれる分、回りにいる温かい仲間達の事も忘れないで欲しい。
私たちは回りの仲間に支えられて今の幸せがあるってこと。』
アラタ『ごめん…。俺、お前の事になると感情的になって大事な物見失っちゃうんだよな。
でもやっぱり、俺たちのせいでケガ人まで出てる以上、俺は交際を認めた方がいいと思うよ。』
いずみ『私は芸能界の事情とかわからないから何とも言えないんだけど、今はシンさんに従って待とうよ。』
アラタは、渋々うなずいた。
アラタ『いずみ、大丈夫か?』
いずみ『大丈夫じゃないよ。苦しいよ…私がケガすればよかったって思う。』
アラタ『そんな事言うなよっ!
……俺の弱点って何だかわかる?』
いずみ『弱点……?』
アラタ『いずみが俺の前からいなくなる事だよ。
いずみだけは、どんなことがあっても失いたくない。』
アラタは私を真剣な眼差しで見つめていた。
こんなに愛されてる私って幸せ過ぎて怖いくらい。
夜が明けようとしていた。
私たちは、あたり前のように抱き合い、あたり前のようにキスをした………。
アラタは朝8時に出かけて行った。
アラタ『お父さんの所、来週のお休み使って行こうね。』
だって。今の私たちは大反対されるとも知らずにいた………。
私はこの早朝を利用して買い出しに出かける事にした。
一応、サングラスだけしてみた。外は晴天だった。
久しぶりにスーパーへ行く。
でも、マンションから出た時も問題なくすんなり出れたけど?
まぁ、何事もなくショッピング出来そうでよかった。
しかし、ここのスーパーは高級スーパーだけあってお野菜も高い。
さすが井伊国屋スーパーだわ。
帰り際、トイレに入った…。
出ると3人の女性が立ってこちらを睨んでいる。
女性1『ちょっとあんた!アラタの女でしょ?
面割れてんだから、人違いだなんて言わせないわよ。』
続く…。 12話No.2
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