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ぼーい&がーる end?

[250]  ルート  2008-09-21投稿
―――…一年後
「浦田君!帰ろ。」
「あぁ。」
浦田君が笑顔で応える。


私は今学校にいる。


私がいじめられていた頃から一年が過ぎた……。
あの日、浦田くんから近所の公園に呼び出された。
行くとビックリ、そこには浦田君と上田リサさんがいた。
上田さんは私をいじめた事を謝り、もうしないと約束した。

それからしばらくして私は学校に行くようになった。
……浦田君の背は私よりちょっと高くなっていた。

友達をつくるのにはやっぱり苦労したけど、浦田君の助けもあって学校にも馴染めた。







――…私は今、幸せです。大好きな人と、こうして手を繋いで歩いている。

――…私は今、幸せです。大好きな人と、こうして時間を共にできる。


「ねぇ、浦田君……?」
私は前々から言おうと思っていた事があった。
「ん…何?」


精一杯息をすった。
「あの…その……ゆうき君って、呼んでいいかな?」

浦田君は驚いたような顔をしてる……。
でも、

「もちろんOKさ。帰ろうぜ……カナ……。」


――――…カナ……!?
顔が熱くなるのがよくわかった。
ホントに…嬉しい……。
この人とならずっと……


「ずっと、ずっと、一緒だよね…ゆうき君!」

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