エンブレム〜序章〜?―?
嬉しさの余り何度も飛び跳ねる麻衣。
いやー、ここ迄喜ばれるとさすがに照れるなー。
「わーい、わーい、わーい！！」
「…」
「わーい、わーい、わーい、わーい！！」
「…」
「わーい、わーい、わーい、わーい、わーい、わーい！！」
「おーい」
「わーい、わーい、わーい、わーい、わー……ん、何？」
「いくら嬉しいからって部屋中を駆け回りながらわーいコールするな。見てるこっちが恥ずかしくなる」
「だって、お兄ちゃんから誕生日以外で何か貰うのって‘八年前’以来なんだもん！」
「っ…」
八年前…。
「？どうしたの、お兄ちゃん」
「…いや、何でもない。
そうか八年前以来だったか！よし、じゃあこれからは毎日帰り掛けに花束でも持って帰ってきてやるよ！そしていつかは部屋一杯の花畑さ！」
「？お兄ちゃん？」
「ああ、そうだ！俺これから稜子先生と一緒に誠さんに会いに行くけどお前も来るか？」
「えっ！誠さん今日帰ってくるの！？うん、私も行く！」
「よし、では準備が出来しだいここに集合だ！行け！」
「はーい」
てててっと自分の部屋に戻る麻衣。
「…ふぅ…」
八年…か…。
「もう…そんな経つんだな…あれから…」
続
いやー、ここ迄喜ばれるとさすがに照れるなー。
「わーい、わーい、わーい！！」
「…」
「わーい、わーい、わーい、わーい！！」
「…」
「わーい、わーい、わーい、わーい、わーい、わーい！！」
「おーい」
「わーい、わーい、わーい、わーい、わー……ん、何？」
「いくら嬉しいからって部屋中を駆け回りながらわーいコールするな。見てるこっちが恥ずかしくなる」
「だって、お兄ちゃんから誕生日以外で何か貰うのって‘八年前’以来なんだもん！」
「っ…」
八年前…。
「？どうしたの、お兄ちゃん」
「…いや、何でもない。
そうか八年前以来だったか！よし、じゃあこれからは毎日帰り掛けに花束でも持って帰ってきてやるよ！そしていつかは部屋一杯の花畑さ！」
「？お兄ちゃん？」
「ああ、そうだ！俺これから稜子先生と一緒に誠さんに会いに行くけどお前も来るか？」
「えっ！誠さん今日帰ってくるの！？うん、私も行く！」
「よし、では準備が出来しだいここに集合だ！行け！」
「はーい」
てててっと自分の部屋に戻る麻衣。
「…ふぅ…」
八年…か…。
「もう…そんな経つんだな…あれから…」
続
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