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たかが1勝の喜び 第7話 リベンジの第2戦

[521]  こうちゃん  2008-09-23投稿
初戦の敗戦から数ヶ月後、いよいよ第2戦を迎えることとなった。
『おかあちゃん、また試合やねん』

母親
『またやんのー』
『今度は大丈夫かいなー』

『う〜ん。分からんけどな』

母親
『こないだの女の子も出んのんか』

『いや、また別やと思う』

母親
『いっしょに出たらええのに』
『せっかくお前とやったのに』


『その、やったって言う言い方なんとかしてくれる』

母親
『ハッハッハッハッハッハッ』

〜そして試合当日〜
コーチの期待に答えるべく自然と気合いが入る。

相手は大学生。
週2回の僕とは練習量が違う。

『僕に勝てるかなー』気持ちの弱さが露出する。

〜そして試合開始〜

試合が始まると最初の気の弱さとは裏腹に、いきなり首投げで3点を奪う。
そして更に1点を追加し、その後1点を取られたものの、前半を4ー1とリードして終える。
〜そして後半開始〜
開始直後、またバックを取り、5ー1となる
『よーし、このままいけば勝てる』
『早く終れ』
『早く!』

しかし、残り1分。
スタミナが持たない。坂井さんとの時と同じ現象に襲われたのだ。1分という時間がこんなに長く感じたのは生まれて初めてだ。

そして、またも大技を食らう。
脇を深く差されて、反り投げという技を許してしまう。
そして一挙に5ポイントを奪われ、6ー5
の大逆転。
コーチも思わずアーアとため息!

〜そして終了〜
またも初勝利はお預けとなった。
しかし、これで、僕の課題がハッキリした。『スタミナ』だ。
坂井さんとのスパーリングが僕にそう思わせてくれたのだ。
始めからあまり飛ばしてはイケない。
それがハッキリわかった。
収穫はあった。

しかし、コーチは、
『何年やっとるんや』『何故勝てないか考えて次に臨め』

『おかあちゃん!またあかんかったわ』

母親
『またかいなー』
『おかあちゃんもちょっと気にしとったのに』
『まあえーがな』
『また次頑張り!』
『おかあちゃんも応援したるさかい』
『次は、親子で初勝利や!』

『ありがとう』

続く。

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