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ジャスミン?

[148]  2008-09-23投稿
女子校って変化がない。
クラス変わってもエスカレーター式な学校だからみんなだいたい顔知ってるし。
みんなの好きな人も通学途中で出会う人、幼なじみ、付き合う人も紹介。
同じ様な環境で守られた世界。
だから私は物足らなかったんだ。他の世界が見たかった。感じて見たかった。
「相沢さんこれ一緒に準備室まで運ぶの手伝ってもらっていぃですか?」
「はぃ」
みんなの前では隅沢先生。私も相沢さん。だけど準備室では…
「お前ら、しばらくクラブ行くなよ」
「なんで?」
「今日の職員朝礼で今週から繁華街に見回りだと」
「マジで!圭吾は行くの?」「奏、隅沢先生だろ。」
「はぁぃ…」って呼び捨て?しかも答えになってないし「行かないよ。実習生だし」
「そっか。…ってタバコ!!」
「しぃ〜」
悪戯っ子みたいに笑う。
この何気ない会話が嬉しい。かすかに感じるタバコと香水の匂いが安心する。
「気を付けなよ、崎山神経質だから。」
「あぁ、生活指導だな。」
そんなことお構い無しって感じで笑う圭吾。
ガラッ 理科室の扉があいた…
コンコンッ 準備室の扉がノックされる…
圭吾は隠れろと机の下に私を入れる。
「隅沢先生」
「はぃ」
声からして意外な人物だった。

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