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ジャスミン?

[134]  2008-09-23投稿
圭吾が準備室の扉をあけると崎山が立っていた。
「どうかされましたか?」
「放課後の職員会議はなくなりましたので連絡に」
「そうですか、ありがとうございます」
圭吾をじっと見つめる崎山。何?何で見てるの?
「何か…匂いません?」
崎山…ビンゴです。圭吾タバコ吸ってますもん。
「この白衣ですかね」
圭吾それは無理がある。
そう言って圭吾は白衣を脱いで崎山に近づいた。
「えっ」
慌てる崎山。なんか嫌だ。「他の先生にお借りしたもので…すいません」 
「そうですか、失礼しました」
崎山は勢いよく準備室からでていった。
「もういいぞ」
なんだか嫌だな…
「見いつけた」
そう言って圭吾は私を抱き抱えた。
「離して、圭吾」
「何怒ってんの」
そう言って私を机の上に座らせた。
「ヤキモチ焼くなよ」
「違うもん」
まるで子どもで説得力ないなぁ私。
「飴でも舐めとけ」
圭吾がくれた飴は甘くて。
なんだか胸が苦しかった。
キンコーンッカーンコーン
予鈴がなった。
「行かなきゃ…」
「おぅ」
埋められない距離がある。
圭吾は私をどう思っているんだろう。
私が好きって言ったら…
受けとめてくれる?
困らす?
この距離が焦れったい。わかってよ。

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