Fry High 〜馬とともに〜 #1
中学の陸上部も夏の初めに引退し、そこから本格的に乗馬をするようになった。
初めは馬をコントロールする事があまり出来ず、悪戦苦闘していたが、夏の終わりぐらいにはそこそこ乗れる様になっていた
秋には騎手になるための学校(JRA日本中央競馬会 競馬学校)の受験も控えており、このぐらい乗れたらまぁ良いかと甘い考えを持っていた
10月に受験をした。
この時、直前まで知らなかったのだが、親友の加藤(以後カトケン)も受験する事になっていた。
試験会場は滋賀県の栗東、日本中央競馬会の調教施設があるところだった
試験会場でカトケンを見つけた僕は
「あれ!?カトケン?えっ!?カトケンも受験するんや」
カトケン
「うん、実は黙ってたけど俺も騎手になりたかってん」
僕
「そっかぁ…お互い頑張ろな!」
僕はカトケンと握手し会場に入った
試験は1次試験と2次試験の2つに別れていて、1次試験は学力テスト、体力テスト、作文があった。
その他に体重測定、身長測定、足のサイズを計るという事もあった。
体重は受験時点で43キロ以下、身長は概ね160?と決まっていた
僕は元々体重が軽かったがやはり43キロというのはきつかった
その年の競馬学校の受験人数は約800人ぐらいだった
1次試験をパスすると2次試験に行ける
しかし僕は1次試験で落ちた
1次試験の合格者はほとんどはJRAの関係者だったらしく、2次試験の合格者は10人ぐらいいたらしいが、やはりほとんどがJRA関係者でほんの一部に一般がいたらしい
コネクションのない僕は悔しくてしょうがなかった……。
そして僕は地元の高校を受験し、そのまま普通の高校に行った。
しかし一度騎手になりたいという自分の気持ちは変わる事なく、
「今年こそ受かる!」
という気持ちでいた。
ちなみに競馬学校の受験資格は20歳までとなっていた。
一応20歳まで受験できるがはっきり言って合格者のほとんどは中学3年生で高校以上で受かる確率はかなり低かった
この時いつも購入している競馬の本に「オーストラリアで騎手になってみませんか?」
みたいな広告が掲載されてるのを見た
僕は今年受験して無理ならここしかないと思っていた
初めは馬をコントロールする事があまり出来ず、悪戦苦闘していたが、夏の終わりぐらいにはそこそこ乗れる様になっていた
秋には騎手になるための学校(JRA日本中央競馬会 競馬学校)の受験も控えており、このぐらい乗れたらまぁ良いかと甘い考えを持っていた
10月に受験をした。
この時、直前まで知らなかったのだが、親友の加藤(以後カトケン)も受験する事になっていた。
試験会場は滋賀県の栗東、日本中央競馬会の調教施設があるところだった
試験会場でカトケンを見つけた僕は
「あれ!?カトケン?えっ!?カトケンも受験するんや」
カトケン
「うん、実は黙ってたけど俺も騎手になりたかってん」
僕
「そっかぁ…お互い頑張ろな!」
僕はカトケンと握手し会場に入った
試験は1次試験と2次試験の2つに別れていて、1次試験は学力テスト、体力テスト、作文があった。
その他に体重測定、身長測定、足のサイズを計るという事もあった。
体重は受験時点で43キロ以下、身長は概ね160?と決まっていた
僕は元々体重が軽かったがやはり43キロというのはきつかった
その年の競馬学校の受験人数は約800人ぐらいだった
1次試験をパスすると2次試験に行ける
しかし僕は1次試験で落ちた
1次試験の合格者はほとんどはJRAの関係者だったらしく、2次試験の合格者は10人ぐらいいたらしいが、やはりほとんどがJRA関係者でほんの一部に一般がいたらしい
コネクションのない僕は悔しくてしょうがなかった……。
そして僕は地元の高校を受験し、そのまま普通の高校に行った。
しかし一度騎手になりたいという自分の気持ちは変わる事なく、
「今年こそ受かる!」
という気持ちでいた。
ちなみに競馬学校の受験資格は20歳までとなっていた。
一応20歳まで受験できるがはっきり言って合格者のほとんどは中学3年生で高校以上で受かる確率はかなり低かった
この時いつも購入している競馬の本に「オーストラリアで騎手になってみませんか?」
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