携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 天気は曖昧

天気は曖昧

[556]  ---神隠し---  2006-06-09投稿
天気はいつも雨だった。彼が私の前に現れるまでは。

よく雨の降る午後。
「…」
風宮 花梨は学校の昇降口から雨がざんざんと降る空を見上げた。
「…今の雨って微妙に酸性雨だからハゲるんでしょ?」
横から出た少し大きな声に花梨は振り返る。
「はっ!?」
「ちっス」
友達の久美子だった。久美子はソフトボール部の部長で男勝りだ。
「なんだよぉっ、久美子かよ」
「なに?いけないワケ??」
「べっ別に!!」
ちらちらと花梨の顔を見てくる久美子に花梨は
「なに!?」
「あたしじゃなくて和哉くんだと思った?」
一気に顔が赤くなる花梨。
「違いますからっ!!」
「ふぅん」
花梨は同じクラスの関口和哉に思いを寄せているのだ。

感想

感想はありません。

「 ---神隠し--- 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス