ジャスミン?
まず圭吾に彼女がいるのか、好きな人がいるのか知りたい。
私はあの日から毎日の様に準備室に通っている。
もちろん理沙意外にはバレないようにこっそりと。
初めは茶化してなかなか教えてくれない圭吾も…
「彼女いないよ。」
等々教えてくれた。
「なら私立候補」
そう言うと急に笑いだして「奏最高。そんなキャラ?」
なんてかわされた。
「そうだよ?知らなかった?」
だけど私もひかない。
開き直ったら強いんだから。そんな言葉とは裏腹に私の心臓はドキドキしっぱなしだ。
届いて欲しい。ちゃんと伝えないと。
「明日で実習終わるね」
「やっとだよ」
「圭吾は教師になるの?」
「多分な」
「多分?」
「親父は卒業したら会社手伝わせたいみたいだけど」
「そうなんだ…どんな会社なの?」
「貿易会社」
「そう…」
圭吾は先生になるとばかり思ってたから…なんだか急に遠い世界の人みたいで淋しかった。
「明日忘れてなぃ?」
「大丈夫」
明日が終わるともう学校で圭吾をみることはない。
「圭吾写真とっていぃ?」
「明日撮らないのか?」
明日はみんないるから。
「この準備室がいいの」
「そっか」
毎日の様に準備室で話してすごく幸せでした。
一枚一枚に想いを込めた。
私はあの日から毎日の様に準備室に通っている。
もちろん理沙意外にはバレないようにこっそりと。
初めは茶化してなかなか教えてくれない圭吾も…
「彼女いないよ。」
等々教えてくれた。
「なら私立候補」
そう言うと急に笑いだして「奏最高。そんなキャラ?」
なんてかわされた。
「そうだよ?知らなかった?」
だけど私もひかない。
開き直ったら強いんだから。そんな言葉とは裏腹に私の心臓はドキドキしっぱなしだ。
届いて欲しい。ちゃんと伝えないと。
「明日で実習終わるね」
「やっとだよ」
「圭吾は教師になるの?」
「多分な」
「多分?」
「親父は卒業したら会社手伝わせたいみたいだけど」
「そうなんだ…どんな会社なの?」
「貿易会社」
「そう…」
圭吾は先生になるとばかり思ってたから…なんだか急に遠い世界の人みたいで淋しかった。
「明日忘れてなぃ?」
「大丈夫」
明日が終わるともう学校で圭吾をみることはない。
「圭吾写真とっていぃ?」
「明日撮らないのか?」
明日はみんないるから。
「この準備室がいいの」
「そっか」
毎日の様に準備室で話してすごく幸せでした。
一枚一枚に想いを込めた。
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