携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> ジャスミン?

ジャスミン?

[192]  2008-10-01投稿
実習最終日は卒業式の様な感じだった。
先生も生徒も圭吾を慕い、別れの言葉をかけていた。
でもそこには圭吾の人柄をさすように笑顔があふれていた。
その日の夜、理沙の家で圭吾のお疲れ様会が開かれた。といってもメンバーはいつものあの四人なんだが…
「じゃぁ、改めまして…」
「お疲れ様でしたぁ!」
「ありがとう」
先生じゃなくなった圭吾はなんだか急に大学生って感じだった。
「そんなに俺見て楽しい?」「うん」
「一生いってろ」
そう言って圭吾は私を軽くこづく。二人に笑みがこぼれる。
この短期間で二人の距離はだいぶ縮まった気がする。
あのレストランに行った日から決めていたの。
圭吾が先生じゃなくなったら圭吾に気持ちを伝えようって。
楽しい時間はあっという間に過ぎて…気が付けば、要くんがソファーで寝てる。
「じゃ、そろそろ帰るわ」 圭吾が言ったついでに
「私も今日は帰る」
「じゃぁ、圭吾くん奏ちゃん送っていて下さい」
理沙がウインクする。
バレるってば。
「了解。要のこと頼むな」
「はぃ」
「帰るぞ」
「はぁぃ」
そう言って理沙の家をでた「奏、チャリンコ?」
「置いて帰ろうか」
「いや、ニケツするぞ」
やんちゃな少年の笑顔だった。

感想

感想はありません。

「 直 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス