雨の音 雨の香り


また 同じ朝
今日は 雨の匂いに目覚めたから…昨日とは 違う？


いつから 雨が降り出すと
音が聞こえなくても アスファルトから 部屋の中にまで漂う香り


雨なんだ…少し憂鬱な気持ち｡

ベッドでもう少しのゲームな時間は雨で予定が変えられた。
昨日 眠りながら考えた服では
陳腐に思えて｡

クローゼットの洋服
腕組みまた 憂鬱な感情に…｡

夏の終に引越しを終えた私は
まだ 秋物がほとんど段ボールの中だった事に 気づく。

寝起きが悪いﾜﾀｼ 更に朝から 作動しない頭と身体で今日 いちにちの服装を考える…｡


制服があったら…学生の頃は悩まずに 髪型や持ち物だけだった事を思い出して 苦笑した。


TVでは見慣れたキャスターが満面な笑顔｡
やばっ このキャスターの時には化粧をしている時間

今日を捨て 目に入った適当に秋らしい服に着替える。

朝から 妥協ね…｡


26才になると お化粧は適当に…譲れない｡
雨だし 服装も妥協したなら 病気を理由に 結局 お化粧も適当？沢山の妥協案を 認めて家を出る。

歩きながら
どうせいつもの仕事｡
いつものメンバー 笑えた



今日が 彼と会う約束の日なら
ﾜﾀｼは 雨も予想して なんパターンの支度ができていた？
ﾜﾀｼは彼と会える週末だけを考えて ただ 動いている…
つまらない女に
いつの間にか なっていた｡

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