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『誰が知っていて誰が知らないか』

[271]  碧空と滄溟  2008-10-02投稿
生きている上で時に感じる

苦しみ 悲しみ 不安 恐怖さらには 傷つける、傷つけられること

これらがどういうものなのか 一体 誰が教えてくれるのだろう?

また そういう心境や状況に陥った人たちへの接し方は 一体 誰が実践してくれるのだろう?

信頼できる人――いない場合は?

自力で学ぶ――方法は?

諦める――他に道は?

塞ぎ込んだらどうする?

開き直ったら何か変わる?

誰も教えてくれない
(もしかして誰も知らないのか?)

(そもそも生きることは何か良いことがあるのか? これも誰も教えてくれない)

傷ついた人への接し方やその心の読み解き方を誰も知らないとして

一体 誰が教えてくれるのだろうか?

わたしは正しいことをしたという悪党を誰も諭せない

人生に投げやりになって死のうとする人にも誰も説得できない

知らないことが多過ぎる世界

いずれ崩れゆく世界

何が正しくと何が間違いなのか――

その答えを 誰がどのようにして 教えてくれるのか

まず それを教えて欲しい

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