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memory〜太陽の破壊〜6

[375]  アスク  2008-10-04投稿

タイガ「ん…、アヤカ……、今何時……?」

タイガが目を覚ました場所は地球ではない場所だった…。
タイガ「ココ…、ドコだよ…。イテテテ……。」





地球は滅んだ。
ほぼ全ての地球人は爆発によって死んだ。


タイガ「…確か……、カルロと別れて…。次の日の夕方辺りに…、確か…。」

タイガはそれ以上思い出すことはなかった。

地球はどうなったのかは分からない。

タイガの記憶に唯一焼き付いている光景は…街のいたるところに火の雨が降り、ビルが崩れ、人が泣き叫ぶ…、そんな光景…。


それ以上は思い出せなかった。


タイガ「とにかく…、地球は…、滅んだ…のか…?」


タイガは野原とも、砂漠とも言えないような道を進んでいた。


タイガ「…、あぁ…、腹減った…。」


何となく空を見上げる。

灰色の宇宙が広がるだけ。

そこで一つ疑問に思う。



自分は何故ココにいる?
地球が滅んだなら、自分は地球上で死んでるはずだ。
何故生きている?
何故地球じゃない場所にいる?


そして、………、
恐ろしい事を考えてしまった…。







………アヤカ……は…?



続く

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