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無礼男-ブレイメン-の音楽隊?

[548]  こたつ  2008-10-06投稿
発表5分前。
「ヤバ〜イ。マジ緊張してきた〜。」
犬井が騒ぐ。
「受験以来だよ、こんな緊張。」
猫宮も跳ねながら言う。
「俺もヤバイ。羽鳥は緊張しなさそうだよな?」
と俺が聞くと。
「は?緊張するし。」
「「「え〜!?」」」
見えないそんな風には…
みんなも俺と同じ気持ちのようだ。
あと1分。
もうすぐ軽音部の演奏が終る。
俺達は円陣を来んだ。
「昨日もちゃんと弾けたし、今日も大丈夫。まぁ、楽しんで行こうぜ?」
俺がニッと笑うと3人も笑い返してくれた。
「three、two、one!」
「「「「Go to Bremen!!!」」」」
軽音部最後のバンドが舞台裏にはけると、司会が話し始めた。
「軽音部の皆さんありがとうございました。みんなすごかったですね。次は個人で活動してる1年生バンド無礼男の音楽隊です!!!」
会場が盛り上がったのと同時に俺達はステージに上がった。
思ってたよりライトで眩しくて暑かった。
みんな定位置について音の確認。
その間に羽鳥が進行する。
「無礼男の音楽隊でーす。」
やる気無さすぎなテンション。
ってか、棒読み。
いつもの羽鳥だ。
「俺達は今年4月に結成しました。リーダーのギターが馬場っつってバカで単純。ドラムが犬井っつって短気で騒がしい。ベースの猫宮は見た目かわいい系だけど実は腹黒。ヴォーカルの俺、羽鳥は…」
「面倒くさがり!!!」
「キレると怖い!!!」
「マイペース!!!!!」
俺達は仕返と言わんばかり、叫んだ。
会場受けはかなり良かった。
「と、まぁこんな性格バラバラな俺達はリーダーの勝手な思いつきで集められました。気付いた人もいるかもですが、名字にブレーメンに登場する馬、犬、猫、鳥が入ってるそれだけの理由ですね。」
また会場に受けて、俺達の準備が整った。
「え〜じゃまず1局目。175Rの「空に唄えば」聞いてください。」
犬井のバチの始まりの合図が会場に響いた。
俺達は練習通りに弾いた。
少し間違えても気にせずにこのライウ゛を楽しんだ。

1曲目が終わると、会場は拍手でいっぱいだった。
鳥肌がたった。
「次は俺達のオリジナル。まだこれが完成ってわけではないですが、無礼男の音楽隊で「空音-soraoto-」聞いてください。」

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