腐りかけ
外は秋雨な朝であった。肌寒いが、夜勤入りの時は半袖で来たから、しゃあなし。車までひとっ走りや!運転席に濡れたまま滑り込み、タオルで頭をゴシゴシふきながら考えた…毎日死にたくてたまらないのに、生き続けてるだけの人と死にたくないのに突然しななくてはならなかった人と死ねばいいのにとあてにされなくなった人とじゃあどれが死に近いんだろう?生き続けて…小さい喜怒哀楽をゴシゴシ片付けながら、それでも少しでも変化を見つけて…
あたしは車のセルをスタートさせアクセルをしっかり踏んだ
…やっぱりイキナクテハ…やっぱり死んだらアカンわ…「えらい雨になったなぁ‥運転気ぃつけていかれや!」守衛さんに声をかけられ、景色がもとに戻った。
…アパートに帰って休も
あたしは車のセルをスタートさせアクセルをしっかり踏んだ
…やっぱりイキナクテハ…やっぱり死んだらアカンわ…「えらい雨になったなぁ‥運転気ぃつけていかれや!」守衛さんに声をかけられ、景色がもとに戻った。
…アパートに帰って休も
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