携帯小説!(PC版)

自殺

[612]  ぽにょ  2008-10-06投稿
今から自殺しよう。


もう何回思ったかな?

いつもそんなネガティブ思考が俺の頭の中を飛び交う。

決して誰かに心配してほしいとか、誰かにかまってほしいとかではない。

ただ本当に人生に疲れているのだ。

これからの未来に光が見えないのだ。

ひたすら暗く、光のない道を歩くのは、とてつもなく辛さや寂しさを覚える。


ただそんな時、いつも行きつけの海へ行く。

海と空はとても不思議に思える。


自殺を本当に考えていても、海に行き、夜空や海や町の景色を見ていると、自然に自殺やら俺のネガティブ思考が停止する。

考えようとするが、何も浮かばない。

俺の存在価値というものが0になる瞬間なのだ。

きっと誰もが己という存在価値を数字でだそうとしている。

きっと必要とされれば嬉しいからだ。

生まれてきた意味を見つけた気がするからだ。

ただ自分の存在価値を己で低いと出したならば?

必要ともされない、生まれてきた意味さえもわからなくなる。

だからこそ、死というものに向き合おうとしてしまう。


最近とても思う。


自分の存在価値が0ならば、もう何も考えなくていい。
だって0というのは無という事。


そこで初めて気づく。

存在価値という己のものさしが自分を苦しめていると。

ただ俺は一生そのものさしを捨てれないと思う。

けれど、そのものさしで苦しんだ時は、海へ行って0にリセットするんだ。


そうやって、死と向き合わないようにしていかないとだな。

感想

感想はありません。

「 ぽにょ 」の携帯小説

日記の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス