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ノイズ‐NOISE‐第二章?

[434]  紀夜  2008-10-06投稿
 『君は選ばれた。』

神に選ばれし我が同士よ

『どこから入ってきたの?もしかして泥棒?!』

共に一つになろう

『君のお母さんは残念だったよ。』

共に手を繋ぎ、輪になろう
『なに?どういうこと?あんたが、母さんを??』

みんな同じ
みんな一緒

『僕じゃない。神がそう仕向けなさったのだ。』

聖なる音色がこだまする

『わけわかんねえ!母さんをもとに戻せ!!!』

みんなの耳にこだまする

『君のお母さんだけじゃない。ほら、外を見て。』

神がくれた聖なる音色

『・・・・・・・・・・・・・・・!!!!』

選ばれし我が同士よ
選ばれなかった無念の魂よ
『君は選ばれたんだ。』

みんな集い輪になろう

『そんな・・・・なんだよこれ・・・・・・!!』

紅い景色に立つ選ばれし者皆神に感謝せよ
涙を流し神に尽くせ

『ああ、君は選ばれし者・・・・!涙を流し神に尽くそうとしている・・・!』
みんな輪になろう

『ああああああああ!!』
――――――

「うああっ!!」

ウィルは流れる汗を散らして飛び起きた。高鳴る心臓が収まらない。
「はあ、はあ、・・・・・・夢・・・・はあ・・」

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