携帯小説!(PC版)

腐りかけ?

[492]  Seoul  2008-10-06投稿
郵便受けがカタリとなる音で半ば覚醒した…枕元に手を伸ばす。時計は午後3時半を知らせてくれた。このままイツモノヨウニ晩飯まで微睡んでしまおうか…然し郵便受けが気になった。おまけに喉が渇いてる。起きるためには二つくらいの用事が欲しいナマクラなアタシだ。
片手にORANGE ジュースをゴクゴクやりながら、郵便物を確認してしまう「えーっと…携帯料金請求書か…基本料だわね…クリーニング50%OFF?ああ…あたし誕生日だって今月。それから、これは…」最後の一通は全く聞き覚えのない名前が几帳面な筆跡で差出人名が書かれていた
[加納 舞子]
消印は金沢市
…患者さんの家族かしら? …危険性はないよね…と軽く封書を振ってみるカサカサと紙の音だけ オーシあけちゃえ!
…開いた途端に、文面に釘付けになっていた
‘前略、突然のお便りを失礼します。私は故人となりました゛村野尚の婚約者です
いまでも私は尚さんを考えています。そのなかでも私はこれを尚の遺品から見つけてメールを確認したことを後悔したしアナタを恨んだりもしました。勝子さんには永遠に尚の最後の言葉を知らせないでおこうともしました。でもそれではあたしの愛が負けた事になる…彼の最後のメールをみて下さい

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