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初めての恋…8

[508]  ひろ  2006-06-11投稿
私の気持ちだって溢れ出しそうだよ。

佐藤が愛さんの事を凄く好きな気持ちわかったよ…

でも好きなの。

「白井?」

「あっ。」
私は掴んでたシャツを離した…

泣きそう…
苦しい…
「いつ、言うの?」

「んー、わからないけど、近々言う…
振られると思うけど、言わなきゃ伝わらないからな」

ズキン。私の事言ってるみたい。

「佐藤が振られたりしても、きっと、佐藤の事見てる人がいるよ。好きになってくれる人がいるから…
だから、が、頑張って…」

自分のホントと嘘…
頑張ってほしくない。言ってほしくない…

「おう、ありがとな」 佐藤は嬉しそうに私の頭をポンと叩いた…

顔が上げれない…
泣いてるの気付かれたくない。

「今日、私。帰るね。具合悪くなったって華菜に伝えて…」

私はそう言いながら走って外に出た…

「おいっ、白井?」
佐藤が困惑しているのがわかった。
気付かれたかもしれないこの気持ち…

「はぁ、はぁ」

家に着いた…
こんなに走ったの久しぶりだ。

家に着いて携帯を見ると、華菜からメールがきてた。
(どうしたの?大丈夫?佐藤君も心配してるよ。)
佐藤…
気付かなかったんだ。私は大丈夫とだけ返信した。

ベットに座りながら考える。
私って、いつもどうやって男の人と付き合ってたっけ?

今まで付き合った人達だって好きだった。
だけど、こんな気持ちは初めてで…
片想いがこんなに辛い事も初めて知った。
だからだろうか、恋愛の本だとか、映画とか話とか全然興味がなかった、なんで、そんなものを創るんだろうとさえ思っていた…


「ふぅ、私って恋愛初心者…」
どうしたらいいかわからない…

また、涙が出てくる。「あー、もう!!こういうの嫌いじゃん、私。泣くな!!」

自分に怒る。
解決策が見付からない。

私は外に出る事にした…
家にいたら暗くなってしまう…
ふと、ビデオ屋さんに立ち寄る…
最近、映画とか見てないなぁ〜。
私はアクション系が好きなんだよね〜。
こういう時は気をまぎらわすのが一番☆

「……」
何気無く恋愛映画のコーナーを見る。
やっぱり何をしてても気になる。

私は適当に恋愛映画を借りた。


帰ってビデオをつける…
あまり、面白くなかったけど1つだけ心に残った言葉がある。

「何かをしようとしない限り何も始まらない。貴方はそのままでいいの?」

私に向けられたような言葉…

嫌だよ、佐藤…

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