長女へ〜3〜
もう時間がない。
私は得意の舌打ちをした。 『じゃあ、学校に体調不良で今日は欠席しますって電話するよ!』とキツい口調で言った。
すると長女は急に泣き止み安心したように言った。
『ごめんなさい…』
ごめんなさい?
何に対して謝ったのだろう?
自分は追い詰められて、
助けてほしくて、
いっぱいいっぱいだったのに
それでもママに気を遣ってたんだね。
毎日、いつも、そんな風にママに気を遣わせてたんだね…
ごめんね。
私はあなたに気を遣わせるように、わざとそう仕向けていたのかもしれない。
あなたへ向ける言葉や態度の端々に
嫌味やあきれ、怒りや失望の感情を見せ付け、
私の心の奥底にある、母として決して認めてはいけないメッセージを送り続けていたんだ。
あんたなんかダイッキライ!
決して手はあげなかったけれど、同じくらい深い傷をあなたの心に刻み込んでしまった…
あの時のママにはあなたに対する愛情は…たぶん…ゼロだったと思う。
あなたがどうやって毎日すごしていたかなんて
何一つ覚えてないし、
興味もなかった。
なぜだろう。
なんで愛情はゼロだったんだろう…
私は得意の舌打ちをした。 『じゃあ、学校に体調不良で今日は欠席しますって電話するよ!』とキツい口調で言った。
すると長女は急に泣き止み安心したように言った。
『ごめんなさい…』
ごめんなさい?
何に対して謝ったのだろう?
自分は追い詰められて、
助けてほしくて、
いっぱいいっぱいだったのに
それでもママに気を遣ってたんだね。
毎日、いつも、そんな風にママに気を遣わせてたんだね…
ごめんね。
私はあなたに気を遣わせるように、わざとそう仕向けていたのかもしれない。
あなたへ向ける言葉や態度の端々に
嫌味やあきれ、怒りや失望の感情を見せ付け、
私の心の奥底にある、母として決して認めてはいけないメッセージを送り続けていたんだ。
あんたなんかダイッキライ!
決して手はあげなかったけれど、同じくらい深い傷をあなたの心に刻み込んでしまった…
あの時のママにはあなたに対する愛情は…たぶん…ゼロだったと思う。
あなたがどうやって毎日すごしていたかなんて
何一つ覚えてないし、
興味もなかった。
なぜだろう。
なんで愛情はゼロだったんだろう…
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