携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 湖畔【2】

湖畔【2】

[120]  りみ  2008-10-09投稿
軽トラックから、丸顔の人の良さそうなおじさんが降りてきた。
「ガス欠だってね。もう大丈夫だよ」
と言うと、おじさんは荷台からガソリンらしき入ったポリタンクを降ろし、慣れた手付きでガソリンを車に入れた。
「よしっ」
「あ、ありがとうございます。ホントに助かりました」
「な〜に、いいってよ。あっ、わし ちょっとすぐに行かなぁ用事があるけん。これでけえるわ。じゃあな、しゅん」
と言うとトラックに乗り込み私たちを後にした。

しゅんと呼ばれた男にも「ありがとうございました。お陰で助かりました」
「S湖」
「えっ?」
「行きたいんだろ」

「…えぇ…」
「案内するよ。分かりにくい場所にあるし」
佑子は戸惑いながらも
「本当に良いんですか?」 と答えていた。

彼の後に車を走らせ、しばらくすると森の入口らしき所でバイクが止まった。

感想

感想はありません。

「 りみ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス