言える 4
俺『おいっ準!どうしたんだよ?』
準は、真っ青な顔で病院のソファーに座っていた。
『春・・春美が・・・同窓会に来る途中、車にはねられて意識不明なんだ・・・・』
春美は、俺と準のもう一人の幼なじみで、俺の初恋のヒト。 学校一の美人で、誰からも好かれるとても明るい子だ。 幼なじみでもなきゃ、こんな俺が話し出来るような子じゃない。
俺『意識不明って・・・助かるんだろ?』
『・・・・・』
俺『おいっ!ダイジョブなんだろ?』
『わからない・・・・』
俺『どうして?こんな田舎で、車の通りだってそんなに多くないだろ?』
『さっき、ぶつかった車の運転手が謝りに来た時、頭にきて怒鳴ったんだよ。 なんで、事故なんかおこしたんだって。
運転手が言うには、春美が向かいの道を歩いてるヒトに、手を振って、呼んでるみたいだったから、その運転手も気になって 、向かいを見たらしいんだけど、振り返ったら目の前に春美がいたらしいんだよ。』
俺『なんで・・・なんで急に飛び出したんだよ・・・』
『・・・』
俺『だったら向かいのヤツは誰なんだ?俺達が知ってるヤツか? そいつは分からないのか?』
『分からない。』
俺『・・・』
頭が真っ白になっていた。
まだ言えてない事も一杯あるのに。
春美にもしもの事があったら・・・
準は、真っ青な顔で病院のソファーに座っていた。
『春・・春美が・・・同窓会に来る途中、車にはねられて意識不明なんだ・・・・』
春美は、俺と準のもう一人の幼なじみで、俺の初恋のヒト。 学校一の美人で、誰からも好かれるとても明るい子だ。 幼なじみでもなきゃ、こんな俺が話し出来るような子じゃない。
俺『意識不明って・・・助かるんだろ?』
『・・・・・』
俺『おいっ!ダイジョブなんだろ?』
『わからない・・・・』
俺『どうして?こんな田舎で、車の通りだってそんなに多くないだろ?』
『さっき、ぶつかった車の運転手が謝りに来た時、頭にきて怒鳴ったんだよ。 なんで、事故なんかおこしたんだって。
運転手が言うには、春美が向かいの道を歩いてるヒトに、手を振って、呼んでるみたいだったから、その運転手も気になって 、向かいを見たらしいんだけど、振り返ったら目の前に春美がいたらしいんだよ。』
俺『なんで・・・なんで急に飛び出したんだよ・・・』
『・・・』
俺『だったら向かいのヤツは誰なんだ?俺達が知ってるヤツか? そいつは分からないのか?』
『分からない。』
俺『・・・』
頭が真っ白になっていた。
まだ言えてない事も一杯あるのに。
春美にもしもの事があったら・・・
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