とある魔術士のとある日常?
リニス「魔道具…」
女「そう、【天使の涙】ていう虹色の宝石よ。詳細な能力については教えられないわ」
リニス「ふん、魔道具自体に興味はない。たださきほど“奪還”と言ったように聞こえたが?」
女「あっら〜地獄耳ね♪もともとこの町の商人が持ってたんだけど、昨日、何者かに盗まれたのよ。」
リニス「手掛かりは?」
女「とりあえず男。小柄だったらしいわ。顔は暗くてよく見えなかったらしいけど。あと炎を使う…炎術士らしいわ」
それまでどことなく楽しげに話していた女の目が一瞬細まった
リニス「他に手掛かりになりそうなものはないのか?」
女「そうそう、町の東側の教会で目撃情報があったわ」
リニス「相変わらず有力な情報は最後についでのように言うんだな」
女「別にイジワルしてるわけじゃないわ。本当に忘れてただけよ」
リニスは一瞬眉をしかめた
リニス「報酬はいつも通りで頼む」
リニスはさっとフードを被り席を立つと、女の方を振り返ることなく出ていった
女「さて私も仕事しなきゃね」
女は胸のペンダントを軽く触り、呪文を唱えると闇の中に消えていった…
シアは部屋で純白のワンピースから簡素な修道服に急いで着替える
シア「これは着けてちゃダメなのよね」
そういって化粧台の上に
青い石のペンダントを置き、礼拝堂に向かっていった
シア「シスターは人使いが荒いんだからぁ〜」
礼拝を終え、愚痴をこぼしながら門の前を掃除する。どうやら時間に遅れた罰のようだ
すると前から小柄で赤茶色の髪を逆立てた男が歩いてくる。だがなんだか足元がおぼつかない様子だ
シア「あの…大丈夫ですか?」
恐る恐る聞いてみる
小柄な男「だ、大丈夫だ!これくらい…」
何か言いかけたところで
男は前から倒れ込む
シア「はぁわわぁ〜え、えっと〜」
シアは動転しながらも、とにかく男を運ぼうと男の胸を抱え、足を引きずりながら教会の中に入っていった
女「そう、【天使の涙】ていう虹色の宝石よ。詳細な能力については教えられないわ」
リニス「ふん、魔道具自体に興味はない。たださきほど“奪還”と言ったように聞こえたが?」
女「あっら〜地獄耳ね♪もともとこの町の商人が持ってたんだけど、昨日、何者かに盗まれたのよ。」
リニス「手掛かりは?」
女「とりあえず男。小柄だったらしいわ。顔は暗くてよく見えなかったらしいけど。あと炎を使う…炎術士らしいわ」
それまでどことなく楽しげに話していた女の目が一瞬細まった
リニス「他に手掛かりになりそうなものはないのか?」
女「そうそう、町の東側の教会で目撃情報があったわ」
リニス「相変わらず有力な情報は最後についでのように言うんだな」
女「別にイジワルしてるわけじゃないわ。本当に忘れてただけよ」
リニスは一瞬眉をしかめた
リニス「報酬はいつも通りで頼む」
リニスはさっとフードを被り席を立つと、女の方を振り返ることなく出ていった
女「さて私も仕事しなきゃね」
女は胸のペンダントを軽く触り、呪文を唱えると闇の中に消えていった…
シアは部屋で純白のワンピースから簡素な修道服に急いで着替える
シア「これは着けてちゃダメなのよね」
そういって化粧台の上に
青い石のペンダントを置き、礼拝堂に向かっていった
シア「シスターは人使いが荒いんだからぁ〜」
礼拝を終え、愚痴をこぼしながら門の前を掃除する。どうやら時間に遅れた罰のようだ
すると前から小柄で赤茶色の髪を逆立てた男が歩いてくる。だがなんだか足元がおぼつかない様子だ
シア「あの…大丈夫ですか?」
恐る恐る聞いてみる
小柄な男「だ、大丈夫だ!これくらい…」
何か言いかけたところで
男は前から倒れ込む
シア「はぁわわぁ〜え、えっと〜」
シアは動転しながらも、とにかく男を運ぼうと男の胸を抱え、足を引きずりながら教会の中に入っていった
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