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夢の国の悪夢

[309]  宝石  2008-10-11投稿
夢の国…それは誰もが現実を忘れる場所、
ある人は辛い失恋を忘れ過去の自分達を夢見る。また純粋に夢だと割り切り楽しむ人もいる。私はどっちだったのだろう…私は現実世界の夢の国に親友のマイと出かけた、そこはまるで絵本の中、全てが輝いていた、すっかり夢の中に入り込んだ私は、夢の中の住人と恋に落ちた…運命?夢?目と目が合と、言葉など必要じゃなかった、魂が震える音がした、夢の中、彼に触れると暖かい…まるで甘いチョコレート、溶け合うほど熱を帯びた体をベッドに沈めると、私は現実に彼を感じた…どれくらい時間が起ったのだろう、そんな事はどぉだっていい、夢なのだから…夢であってほしい、まだ現実を見るのはあまりにも辛い…そぉ彼には戻るべき場所があるのだ、そして私にも…偽りの純愛、長い長い夢から覚めた私は、逃げるよう飛行機に乗った、飛行機のテロップが上がるとき体の異変に気がついた、胸が痛い、今まで味わったことない激しく、熱い痛み、なのにどこからか冷たい風が吹く…穴が開いた、ポッカリ大きな穴、昨日までは夢が詰まっていた穴…彼がいない現実だった。彼は去った。手紙を残して…『君は夢、僕も夢、現実に戻るよ、さよなら』
どぉしてだろう、夢だったのに、胸が痛い、風が吹くたび、冷たく痛い、
あれは悪夢?現実?わからない、ただ一つ言えるのは愛することの幸せと痛みが現実に残った。


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