Sky at dawn〜青の夢〜2.<<
道なき道をソアの案内で進む四人。
迷いのない歩みで前を行くソアに安心してついていく。
クルー「後どれくらいですか?」
ソア「もうちょっと!」 そう言うとソアは走りだした。
その先に光が見えた。
三人もソアの後を逸る気持ちで追う。
だが、先に立つソアの表情が曇る。
ロラン「どうした?着いたのか?」
隣に立つと同じように前を見る。
ロラン「…」
そこにアセンズ王国があった。
壊れた城壁
倒れた人々
奴等が襲ったのだと分かる。
ロランは体の力が抜け、膝を落とした。
クルー「ロラン様!」
シード「‥うそ‥。」
クルー「そんな…」
ロラン「どうしてだ…アセンズは…気付いていたはずだ。どうして言わなかった…どうして…」
きっと知っていた。
この地の者であるアセンズが分からないはずはない。」
父も知っていただろう。 それでも自分たちを夢見の元へ送ったのは、
きっと私達を助けるためだろう。
分かっている。
あの人は優しい。
冷たくて優しい人。
それでも
最後まで共に戦わせて欲しかった。
ソア「行こうよ。」
まっすぐ躊躇わず
決して目を逸らさず
ソア「行こう。」
迷いのない歩みで前を行くソアに安心してついていく。
クルー「後どれくらいですか?」
ソア「もうちょっと!」 そう言うとソアは走りだした。
その先に光が見えた。
三人もソアの後を逸る気持ちで追う。
だが、先に立つソアの表情が曇る。
ロラン「どうした?着いたのか?」
隣に立つと同じように前を見る。
ロラン「…」
そこにアセンズ王国があった。
壊れた城壁
倒れた人々
奴等が襲ったのだと分かる。
ロランは体の力が抜け、膝を落とした。
クルー「ロラン様!」
シード「‥うそ‥。」
クルー「そんな…」
ロラン「どうしてだ…アセンズは…気付いていたはずだ。どうして言わなかった…どうして…」
きっと知っていた。
この地の者であるアセンズが分からないはずはない。」
父も知っていただろう。 それでも自分たちを夢見の元へ送ったのは、
きっと私達を助けるためだろう。
分かっている。
あの人は優しい。
冷たくて優しい人。
それでも
最後まで共に戦わせて欲しかった。
ソア「行こうよ。」
まっすぐ躊躇わず
決して目を逸らさず
ソア「行こう。」
感想
感想はありません。
「 葵 」の携帯小説
- 名も無き英雄1‐3
- 名も無き英雄・1‐2
- 名も無き英雄.1
- 名も無き英雄〜はじまりの詩〜
- Sky at dawn〜青の夢〜3.>>>
- Sky at dawn〜青の夢〜3.<<
- Sky at dawn〜青の夢〜3.<