檸檬哀歌?
沙笑以外でまして男の人で私が一番信頼している人。
それが小野優。
私がまだ1年の時、サークルに勧誘してくれたのは優先輩だった。
カッコよくて優しくて…
いつもどんな時も先輩は私を元気にしてくれる。
そんな先輩も卒業してしまってもう社会人になった。
だけど未だに連絡くれて会ってくれる。
「久しぶりでもないですね」
「だな」
私達は笑い合う。
「最近どうよ?」
「別に…ただ…」
「ただ?」
一瞬ハニカミ王子の顔が浮かんだ。けど私は
「面白くないだけ」
それは嘘ではないから。
「そっか…あっこないだ準みたよ」
「…先輩わざわざ元彼の話しないで下さいよ」
先輩は笑ってごまかすから私はわざとスネた。
「ゴメンなぁ」
気にしてくれる人がいるのは嬉しい。
準はそういう表現が下手で嘘もつけない不器用だったから私は…
「お〜い」
「ゴメンなさい」
つい考えこんでしまった。
「玲に…大事な話があるんだ」
「なんですか?」
先輩は何かいいたそうだったが首を横に振り
「またにするよ」
と微笑んだ。
本当はどこかで先輩の気持ちに気付いていた。
だけど今のつかず離れずの関係の方が傷つかないと思ったんだ。
失うものが大きいと思ったから。
それが小野優。
私がまだ1年の時、サークルに勧誘してくれたのは優先輩だった。
カッコよくて優しくて…
いつもどんな時も先輩は私を元気にしてくれる。
そんな先輩も卒業してしまってもう社会人になった。
だけど未だに連絡くれて会ってくれる。
「久しぶりでもないですね」
「だな」
私達は笑い合う。
「最近どうよ?」
「別に…ただ…」
「ただ?」
一瞬ハニカミ王子の顔が浮かんだ。けど私は
「面白くないだけ」
それは嘘ではないから。
「そっか…あっこないだ準みたよ」
「…先輩わざわざ元彼の話しないで下さいよ」
先輩は笑ってごまかすから私はわざとスネた。
「ゴメンなぁ」
気にしてくれる人がいるのは嬉しい。
準はそういう表現が下手で嘘もつけない不器用だったから私は…
「お〜い」
「ゴメンなさい」
つい考えこんでしまった。
「玲に…大事な話があるんだ」
「なんですか?」
先輩は何かいいたそうだったが首を横に振り
「またにするよ」
と微笑んだ。
本当はどこかで先輩の気持ちに気付いていた。
だけど今のつかず離れずの関係の方が傷つかないと思ったんだ。
失うものが大きいと思ったから。
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