携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> ふたりごと?

ふたりごと?

[302]  紫陽花  2008-10-18投稿
リナがとうとう無断でバイトを休んだ…。

『ねぇトモ。なんでリナは休んだの?連絡ないよ。』
『んー…、いろいろあるんじゃないですか?
オレもよく知らないっすよ。』

白々しい言い方だった。
何かを隠しているようだった…。

『トモ。2年になれた?』
春が来てトモは大学2年になった。

『ギリギリっすよ。』

仕事は前よりもキツくなっていた…。
バイトの人達にもバイト以上の働きが必要になっていった。


トモもそれに答えるように大学のない日、早く終わる日、遅く始まる日。
時間の許す限りバイトに来てくれていた。


4月の終わりだった。

ディナータイムにバイトに入っているトモが来ない。
私は必死に連絡をした…。
繋がらない………。

トモ…。なんで?
どうしたの?

それから2時間後ぐらい経ってトモから連絡があった
『すいません。大学でちょっとあって…。
今日は行けないです。』

『トモ、明日は朝からバイト入ってんの知ってる?』
『…………。えっ!
あっはい。知ってますよ』
『じゃぁ明日ね。』

…じゃぁ明日ね。
これがトモと話した最後の言葉になってしまった。

感想

感想はありません。

「 紫陽花 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス