携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 君への想い〜再認〜

君への想い〜再認〜

[118]  ふく  2008-10-18投稿
また君を傷付けた
許されたいという思いで何度も謝った
会わないと言われるのではないかと不安で仕方がなかった
少し前から嘘に気付いていたと言う
それに気付かずに平然としていた自分が憎らしい

君の元へと向かう間色々な事を考えた
どんな顔をしたらいいのだろう
怒っていないだろうか
怒られても仕方がない
会える喜びと少しの恐怖が混合して妙な緊張感が走る

待ち合わせ場所に君が現れる
懐かしい顔
何故か安心する
愛して止まなかった人
やっと会えた

君が笑顔で迎えてくれるから少し前までの恐怖が吹き飛んだ
君は僕よりずっと大人だ

その瞬間に気付いた
不安だった
こうして改めて会った時
こんなはずじゃなかったと背を向けられたらどうしようかと
愛想を尽かされていたらどうしようかと
どれ程に深い傷を負ったのかは分からない
その素振りを見せない君を見て何だか情けなくなった

そしてやっぱり君が大好きだ
もしも君が隠している気持ちを抑え切れずに別れを切り出したとしても
僕には止める権利はない
だけどこれだけは言える
決して寂しさを紛らわす為に君を選んだ訳ではない
暇潰しの為に君を利用していた訳ではない
二度と信じてもらえなくてもいい
きっと終止符を打たれようと僕は君を忘れる事はないだろう
前に君に言った言葉が真実になる

死ぬまで君を愛している

感想

感想はありません。

「 ふく 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス