腐りかけ18
お寺の境内でアタシはミニバイクを乗っていた
「カッコさん、肩にちから入りすぎ!行く方向に視線を向けてねって…ワァ!!大丈夫かぁ」 バイクはウイリー状態になってしまい、バイクは前に跳んでいってしまい…アタシは見ごたえのあるころびかたを披露した
「吹かしすぎや!もっとゆっくりクラッチ繋げて!」案外に熱血コーチの尚で思わずクスクス笑った
「何が可笑しいの?大怪我したらどうする?カッコさんだけの身体しゃあない!俺の愛するひとが怪我しとるのに」尚はひざまづき肘から流れる血を抑えながら救急箱からマキュロンとガーゼと包帯を取りだし手際よく処置した
「意外に上手いじゃないの。」感心していうと
「カッコさんがバイクの免許をとるの、と言ったとき俺めっちゃ嬉しいかった…だけど怪我するのは痛々しくて。俺はカッコさんが後ろに乗っていたって構わないし…」話を遮ってあたしは「あたしが自分で風をつくって走りたいんだよ…だからそのためならこんくらいの怪我は覚悟できるから」
尚はミニバイクと私の手を引きながら何だかとても幸せだけど心配だみたいな複雑な顔で歩いてた。
…尚との春に中型二輪の免許取ることができた
「夏には北海道にいこうね!」尚がアタシのバイクを見に行ってハシャイでた…
でもね…夏は寂しく辛かったよね、尚。
…………………
「雄大、ただいま…荷物なかに運んでくれ」徳永さんが玄関から声をかける
「オカエリナサイ」幼いあどけないような発音で近づいてきた。澄んだとてもきれいな瞳をもつ少年だ。「はじめまして。私の名前は山田勝子です。よろしくね」
手をヒラヒラ目の前で振りながら、お父さんに言われた荷物をもって歩いていってしまった
「挨拶もきちんと出来ない子供ですまないね…もう小学校六年生なんだが…精神的には三歳くらいらしいんだ」
「私は中に入って大丈夫なのかしら?」キーキーという声が中からしている…
「大丈夫!アイツ…喜んでるみたいだ…珍しい!!」
…私は一礼して中に入った
「カッコさん、肩にちから入りすぎ!行く方向に視線を向けてねって…ワァ!!大丈夫かぁ」 バイクはウイリー状態になってしまい、バイクは前に跳んでいってしまい…アタシは見ごたえのあるころびかたを披露した
「吹かしすぎや!もっとゆっくりクラッチ繋げて!」案外に熱血コーチの尚で思わずクスクス笑った
「何が可笑しいの?大怪我したらどうする?カッコさんだけの身体しゃあない!俺の愛するひとが怪我しとるのに」尚はひざまづき肘から流れる血を抑えながら救急箱からマキュロンとガーゼと包帯を取りだし手際よく処置した
「意外に上手いじゃないの。」感心していうと
「カッコさんがバイクの免許をとるの、と言ったとき俺めっちゃ嬉しいかった…だけど怪我するのは痛々しくて。俺はカッコさんが後ろに乗っていたって構わないし…」話を遮ってあたしは「あたしが自分で風をつくって走りたいんだよ…だからそのためならこんくらいの怪我は覚悟できるから」
尚はミニバイクと私の手を引きながら何だかとても幸せだけど心配だみたいな複雑な顔で歩いてた。
…尚との春に中型二輪の免許取ることができた
「夏には北海道にいこうね!」尚がアタシのバイクを見に行ってハシャイでた…
でもね…夏は寂しく辛かったよね、尚。
…………………
「雄大、ただいま…荷物なかに運んでくれ」徳永さんが玄関から声をかける
「オカエリナサイ」幼いあどけないような発音で近づいてきた。澄んだとてもきれいな瞳をもつ少年だ。「はじめまして。私の名前は山田勝子です。よろしくね」
手をヒラヒラ目の前で振りながら、お父さんに言われた荷物をもって歩いていってしまった
「挨拶もきちんと出来ない子供ですまないね…もう小学校六年生なんだが…精神的には三歳くらいらしいんだ」
「私は中に入って大丈夫なのかしら?」キーキーという声が中からしている…
「大丈夫!アイツ…喜んでるみたいだ…珍しい!!」
…私は一礼して中に入った
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