初恋-迷路の入り口-
離れていて辛いなんて口にしたことはない。
口にすればあなたがきっと悲しむから。
だけどあのゴメンは…私の張り裂けそうな気持ちに気付いていたんだよね?
彼が帰る日、空港に見送りに行った。
だけどいつもみたいな会話はなく…お互い言葉を探していた。
搭乗口にいく時間、彼は
「気持ちは変わらない。任せるよ」
と言った。私は何も言えなかった。
彼がいなくなってしばらくして我にかえった。
私だって気持ちは変わらない。だけど彼の気持ちは進路の気持ちもなんだよね。
私はまた暗い迷路の入り口に一人で立っていた。
九月になり、学校が始まった。久しぶりの再会にみんなテンションが高い。
私は目の前がクラクラして意識が遠退いた。
始業式だったのに貧血で倒れたのだ。
目が覚めると保健室で誰もいない様子だった。
「ついてない…」
倒れてから今までの記憶がない。誰が運んでくれたんだろう。
ガラッ 誰か入ってきた。
私はとっさに布団をかけ寝たふりをした。
カーテンをあけ、誰か入ってきた。
誰なんだろう…
私の心臓は高鳴る。
「バカ」
亮太?似ている気がした。
するといきなりキスされた。亮太の唇を感じる。
一体なぜ…
口にすればあなたがきっと悲しむから。
だけどあのゴメンは…私の張り裂けそうな気持ちに気付いていたんだよね?
彼が帰る日、空港に見送りに行った。
だけどいつもみたいな会話はなく…お互い言葉を探していた。
搭乗口にいく時間、彼は
「気持ちは変わらない。任せるよ」
と言った。私は何も言えなかった。
彼がいなくなってしばらくして我にかえった。
私だって気持ちは変わらない。だけど彼の気持ちは進路の気持ちもなんだよね。
私はまた暗い迷路の入り口に一人で立っていた。
九月になり、学校が始まった。久しぶりの再会にみんなテンションが高い。
私は目の前がクラクラして意識が遠退いた。
始業式だったのに貧血で倒れたのだ。
目が覚めると保健室で誰もいない様子だった。
「ついてない…」
倒れてから今までの記憶がない。誰が運んでくれたんだろう。
ガラッ 誰か入ってきた。
私はとっさに布団をかけ寝たふりをした。
カーテンをあけ、誰か入ってきた。
誰なんだろう…
私の心臓は高鳴る。
「バカ」
亮太?似ている気がした。
するといきなりキスされた。亮太の唇を感じる。
一体なぜ…
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