携帯小説!(PC版)

待ち人

[299]  2008-10-19投稿
呆れる程に、君を想うよ






いろんな顔した君を

この瞳の奥に焼き付けてきたから



忘れないように、忘れないように



毎日君を思い描く





鼻水垂らしながら怒る姿も、
涙で滲んだ黒い跡も
決して綺麗とは呼べないけれど

僕にはどれも大切で、
どれもすごく愛おしくて


笑うと下がってしまう眉毛も、
嬉しくても素直に喜べず、毒ばかり吐いてしまう君も




全部、僕は知っていたから。





君しかいない

君しかいない

君ばかりで

君しかいなくて


もう君はいなくて





暗い部屋で溜め息をつくと
灯りを灯してどうしたのって
心配してこの扉を開いてくれる
君を近くで感じれると信じて止まなかった



僕を感じてる?
今どう思ってる?
怒ってる?笑ってる?
泣いてるの?


愛を感じたい


君を感じたい




僕は未だ、どうしようもない程君を想い



ねぇ
息ができなくて苦しいから


君がその扉を開けてくれるのを今は待つ事しかできない





自分で開けるその日まで

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