エンブレム〜序章〜?―?
書類を渡した後、俺達は休憩場に来て居た。
「…うーん、何にしようかなー」
自販機と睨めっこをする麻衣。
「おーい、早く選べよ」
「そんな簡単には決められないよー。
…どうしよう、添花もいいし、ダージリンも捨てがたいし。うぅ、お兄ちゃんどうしよう!」
「知らねぇよ…」
「むー、お兄ちゃん冷たい!自分だけさっさと買いたいもの買っちゃって!」
「俺はお金貰った時からプーアル茶を買おうと考えていたからな」
お茶を啜りながらそう答える。
「うーん、よし決めた!」
ピッと自販機のスイッチを押す。
出てきたのは…。
「セイロンティー!」
「おい、先刻の二択はどこいった」
「別にその二つから決めるなんて言ってないもん」
「ああ、そっすか…」
「へへぇ、あったかーい!」
「そりゃよかったな」
「お兄ちゃん」
「ん?」
「ん」
紙コップを前に出す。
「何だ?」
「お互い紙コップを持っていたらやる事は一つ!」
「ああ、成程。よし、じゃ、やるか」
「うん!せーの、かんぱーい!」
「乾杯」
軽く紙コップを触れさせ合った後俺は残っていたプーアル茶を飲み干した。
麻衣も俺が飲んだ少し後に飲み終えた。
続
「…うーん、何にしようかなー」
自販機と睨めっこをする麻衣。
「おーい、早く選べよ」
「そんな簡単には決められないよー。
…どうしよう、添花もいいし、ダージリンも捨てがたいし。うぅ、お兄ちゃんどうしよう!」
「知らねぇよ…」
「むー、お兄ちゃん冷たい!自分だけさっさと買いたいもの買っちゃって!」
「俺はお金貰った時からプーアル茶を買おうと考えていたからな」
お茶を啜りながらそう答える。
「うーん、よし決めた!」
ピッと自販機のスイッチを押す。
出てきたのは…。
「セイロンティー!」
「おい、先刻の二択はどこいった」
「別にその二つから決めるなんて言ってないもん」
「ああ、そっすか…」
「へへぇ、あったかーい!」
「そりゃよかったな」
「お兄ちゃん」
「ん?」
「ん」
紙コップを前に出す。
「何だ?」
「お互い紙コップを持っていたらやる事は一つ!」
「ああ、成程。よし、じゃ、やるか」
「うん!せーの、かんぱーい!」
「乾杯」
軽く紙コップを触れさせ合った後俺は残っていたプーアル茶を飲み干した。
麻衣も俺が飲んだ少し後に飲み終えた。
続
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