エンブレム〜序章〜?―?
部屋に入ってまず目に飛び込んできた光景。
誠さんが沢山の本によって生き埋めになっています。
…えーと、状況から考えると何らかの形で誠さんが本棚に突っ込み収納されていた本が下に倒れた誠さんに降り注いだって感じかな。
「…って呑気に考察してる場合じゃねぇだろ!!」
「誠さーん!!」
大慌てで本を退かし誠さんを救出する。
「誠さん!誠さん!しっかりしてください誠さん!」
「誠さーん目を開けてー!!」
「麻衣!氷貰ってこい!」
「うん!!」
……八分経過。
「…うっ…うーん……」
「誠さん大丈夫ですか!?」
「…あれ?…僕は…どうして…」
「それはこっちの台詞ですよ!一体何があったんですか!?」
「…えーと…」
額を押さえ考える誠さん。
その間五秒。
「あーーー…」
何かを思い出したかのように声を上げ少し赤くなる誠さん。
てか、何故赤くなる。
「あの、何があったんですか?」
「えーとっ、まあ簡単に言うと…」
そう言った後、誠さんは照れたように頬を掻き、絶対にあり得ないと思っていた言葉を口にした。
「…結婚することになったんだ、僕達」
……………………………………ハイ?
続
誠さんが沢山の本によって生き埋めになっています。
…えーと、状況から考えると何らかの形で誠さんが本棚に突っ込み収納されていた本が下に倒れた誠さんに降り注いだって感じかな。
「…って呑気に考察してる場合じゃねぇだろ!!」
「誠さーん!!」
大慌てで本を退かし誠さんを救出する。
「誠さん!誠さん!しっかりしてください誠さん!」
「誠さーん目を開けてー!!」
「麻衣!氷貰ってこい!」
「うん!!」
……八分経過。
「…うっ…うーん……」
「誠さん大丈夫ですか!?」
「…あれ?…僕は…どうして…」
「それはこっちの台詞ですよ!一体何があったんですか!?」
「…えーと…」
額を押さえ考える誠さん。
その間五秒。
「あーーー…」
何かを思い出したかのように声を上げ少し赤くなる誠さん。
てか、何故赤くなる。
「あの、何があったんですか?」
「えーとっ、まあ簡単に言うと…」
そう言った後、誠さんは照れたように頬を掻き、絶対にあり得ないと思っていた言葉を口にした。
「…結婚することになったんだ、僕達」
……………………………………ハイ?
続
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