携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 摩天楼 その25

摩天楼 その25

[366]  river  2008-10-19投稿
朝だ。ゆうべ降り続けていた雨はとうに止んでいた。
リリィが目を覚ました時には既にマーチの姿はなかった。いつの間にかタオルケットを掛けてくれていた。
バッグを持って外に出る。空気は湿気を含んでいる。昨日の雷鳴が嘘のように、辺りは静閑としている。

酒場や商店街の向こうから来る。ではその逆方面に向かえば良いことだ。
逆方面に向かう途中、人が酒場の方に向かっていくのを見かけた。どうやらやって来るのを見に行くらしい。

早く街から出なきゃね、お父様が来る前に。


リリィが歩き始めたまさにその時、市長と警察が広場にやって来た。車から出てきた彼等を見た住人達はごくりと息を飲んだ。
まもなく多くの警官達は動き出した。

ココは勿論捜査の対象となったが、人々の中にヒオやマーチの姿はなかった。

感想

感想はありません。

「 river 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス